2020年、10月から、超ブランクあり、17年ぶりに社会人復帰(パートですが)しました。
正社員として働いていた際、一般事務としてパソコンを使う事務作業がメインのお仕事。
今回は初の販売系のお仕事です。
職場は3人、という環境。人間関係について、少し不安がありました。
個人企業、社員3人の環境や人間関係についてまとめてみました。
人間関係をよくするために行った方法も。
40代後半主婦パート 人間関係は?
40代後半、超ブランクありの主婦すずが初の販売・接客系の仕事をすることに。
面接時、80代オーナーと、50代正社員女性の2人から質問を受けました。
・土曜日の出勤は月何回ほど可能か?
・週3で募集したけれど、当面は週2のパートになりそうですが、可能ですか?
という質問など。
50代女性がテキパキと質問し、オーナーは話を聞いている、という感じです。
最初は年齢的に、親子かな・・・?と思いました。
しかし、50代女性はオーナーのことを「先生」と呼んでおり、結局どういう関係なのはわからないまま。
パートへ行くことになり、判明したこと・・・・。
2人は親子ではありませんでした。
50代の正社員の方も、2020年4月に転職し、販売系の会社で働くようになったとのこと。
80代オーナー、50代正社員女性、40代後半の私、という形です。
年齢差がちょうどよく円満な関係
超ブランクありで久々に社会人復帰した私。
化粧品販売とエステを行っている会社ですが、その会社の化粧品を使ったことはありませんでした。
そのため、商品に対する知識もゼロ。
正社員として働いていた時期や学生時代のアルバイトも大手だったので、正直3人で働く職場の人間関係について、少し心配でした。
しかし、人間関係については問題はなかったです。
年齢差がちょうど良かった、ということと、50代正社員女性は転職、という形ですが、長年仕事をされてきた方。
過去の仕事も保険の営業や販売系、営業事務などの経験があり、社会人経験豊富。
保険の仕事の際は、部下の教育係という形でお仕事していた、という方だったので、説明がわかりやすく、注意すべき点などはしっかり教えてくれました。
オーナーもキャリア40年以上、年齢は80代でしたが、言うべき点はしっかり伝えてくれ、小言などもなく、高圧的な面もありません。
50代正社員女性もこの仕事は2020年4月から開始、ということで半年先輩、という状態。
環境的に恵まれていたと思います。
人間関係 感謝を伝えるのが大事
結婚前、正社員として働いていた時期は20代から10年ほど。
同じ仕事を続けていると部署は変わっても慣れることも多く、各部署でそれぞれの役割をこなすのは当たり前、という認識を持っていました。
しかし、超ブランクがある形で年齢は40代後半。
考え方が変わっていることに気づきました。
20代で正社員として働いていた時も感謝する気持ちやお礼を言葉で伝えていましたが、40代後半で未経験の仕事。
わからないこと、手間取ることも多かったので、50代正社員の方に教わったり、手伝ってもらうことも多かったです。
20代の時よりも、40代後半のほうが、思ったことをきちんと言葉に出して感謝の気持ちを伝えています。
50代正社員の女性の説明がとてもわかりやすく、旧式レジの使い方に関しても、
「一般のレジよりもやりづらいから、慣れるのは大変だと思う。
毎日だと慣れてくるけど、週2は逆に覚えた後また時間が空くから忘れてしまうから。
わからないことは何度でも聞いてね。何回でもきちんと説明するから」と言ってくれました。
私の仕事は化粧品を販売し、レジと簡単な事務作業。
商品を販売した後、手書きで売れた商品、金額などを台紙に記入する必要があります。
事務作業に関しては手書きが2,3回あり、パソコン使ったら楽なのに・・・と思ったのですが、80代オーナーの方針なので、それに従うしかありません。
ただ、レジに関してもオーナーは「覚えるのが早い」と褒めてくださり、50代正社員の女性はいろいろな配慮をしてくれました。
正社員の方のサポートに感謝
週2でパートへ行くようになり、3回目くらいに気づいたのですが、50代の方は口に出さないものの、食事時間について配慮していただきました。
12時から私はお昼休み。
私が戻ると13時から50代女性がお昼休み、という形です。
家から近い、ということでパート先を選んだので、お昼は家に帰って食べていました。
食べ終え、職場へ戻ると正社員女性がお昼休み、という流れです。
◆レジを心配し、お弁当やテイクアウトで社内で昼食をとってくれていた
パートへ行くようになり、1、2回目は接客業ということで緊張する面やメモを取ったりしていて、周囲を見る余裕がありませんでした。
しかし、お昼休みを終えると、50代正社員女性は毎日近くにあるお店でテイクアウトし、室内でいつも食事をしていることに気づきました。
室内とはいえ給湯室の狭い空間で食べるため、ゆっくり休憩、という形ではありません。
私がお昼休みから戻ると1人でレジ、電話対応する形になります。
交代でお昼休みを取る際、「奥にいるから、もしわからないことがあったらいつでも呼んでね」と言ってくれました。
せめてお昼休みくらいは、別の空間でゆったり過ごし気分転換することも大切だと思うので、あわただしい休憩時間だったと思います。
「いつもありがとうございます。早くレジ覚えて対応できるようにしますね。すみません」と伝えていました。
超ブランクありで久々に仕事復帰し、最初の上司が彼女で良かったです。
4月の時点で正社員として2人採用されたということですが、1人の方は10月で辞めてしまったんだそう。
これまではもう1人週5で働く正社員女性がいたため、お昼休みは交代でとり、外食することが多かった様子。
コロナの影響もあり、次にもう1人正社員を雇うのは厳しいと考え、週2のパートを採用する形になったようです。
レジが旧式なのでわかりづらい、という面もあり、私が仕事へ行くようになったものの、週2なので覚えづらい、ということも配慮してくれました。
彼女にはとても感謝しています。
正社員の女性は20年以上、保険の営業や接客の仕事での経験があり、接客時の対応や話し方、考え方などたくさんのことを教わりました。
彼女も今回の職場は2020年4月から、ということですが、臨機応変に対応し、これまでの仕事での経験が活かされていて、教え方もとても上手です。
オーナーもお客様にとって居心地の良い環境を大切にしている方だったので、社内の空気、人間関係は平穏でした。
20代の時に比べると、より感謝する気持ちが増えてきたと思います。
当たり前のことだと思いますが、「ありがとう」という言葉が自然に出る職場はお互いに気持ちよく、仕事をする上でとても大切なことだと再認識しました。